ITインフラ

ITインフラの運用・保守・監視の初心者(IT未経験)が知っておくべき事!

 

どうも、しろくまです。

 

今自分は、ITインフラ業界で働いてるわけなんですが、完全未経験で中途で入ってから10年近く経ちました。

 

入った当初は、何もわからずいきなりお客様先への常駐勤務になり、大変な思いをしました。

こういうブログは、どこを見てもIT技術者はこうあるべきだ!とか自分はこんなに出来るんだ!みたいなカッコいい事しか書いてないので少し見方を変えてみようと思います。

 

自分の場合は、運用・保守をメインに扱う会社に正社員として所属し、客先へ出向しています。

そういう会社の新入社員や中途の社員は、いきなり現場に放り込まれ、教育を満足に受けれないまま業務に就くことがほとんどです。

 

私のように業界未経験でこれから始める人の為に少しでも参考になったらと思い、自分が経験したありのままの話をしようと思います。(年齢問わず)

※気持ちの持ちようを伝えたいので、技術的な話はあまりありません。

 

サーバで使う必要最低限知っておくべきコマンドも知りたい!という方はこちらもどうぞ

【サーバ】ITインフラ運用初心者が仕事ですぐに使えるLinuxサーバの基本コマンド!(IT未経験者向け) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({ google_a...




ITインフラの保守・運用・監視の立ち位置

インフラ保守会社(この図でいう自社)の立場から見ると、おおよそこんな構図になってると思います。

 

システムに障害が起きると法人のお客様がサービスを使えなくなるので、

我々のような「守る人」が、「早く直してお客様がいつも快適にサービスを使えるようにする」ことが仕事になります。

 

すごい技術者なんてそんなにいない

仕事が始まるまで正直、色々と不安でした。

ITインフラで働いてる人って全員が凄い技術力を持ってて人格も凄い人たちしかいないくらいに思ってました。

 

実際に大きな企業に常駐してみて思いましたけど、本当の技術力を持っている人っていうのは実は数名という印象でした。

※この技術力は、技術を知ってるだけではなく、それを使って障害を直せて(仕事の目的を果たせて)信頼が厚い人のことです。

 

なので、今の時点でどんなに技術力が無くてもやる気があれば、先輩含め周りの人なんか即効でけると今なら思えます。ただ飛び級は無いと思いますね、うさぎとカメじゃないけどコツコツと自分が納得できる事少しずつ増やせる人が勝ってる印象です。

もちろんその吸収するスピードの差はあると思いますけどね。

 

興味を一つに絞る

この業界、ネットワーク・サーバを使ってますが扱ってるサービスによって構成や設定仕組み

「全く違います!」

なので、一人で全部のサービスを完璧に知ることはまず不可能と思った方が良いです。

 

本当に天才みたいに言われている人がまれにいますが、それは見ない方が良いし、もしくは地道に努力を重ねた結果そうなってる人だと思います。

 

ひとまず自分の興味があったり、わかりやすく理解できそうなものから手を出して、少しずつ知識を増やしていきました。そうすると先輩もこいつはココを伸ばしたいんだなとわかるのでコミュニケーションもスムーズになっていきまます。

 

自分の場合は、サーバよりもネットワークの方がわかり易く感じたのでネットワークの勉強から始めて磨いていきましたね。

 

資格は、ただの看板

ここを見てる人は知ってるかもしれませんが、入門者の資格として有名なのは、ネットワーク機器だとcisco社の認定資格であるCCNA、サーバだとLPI団体の認定資格であるLPICと言われてます。

本当に未経験なら、周りの人から受け入れられる時間も少し早くなると思うので持っていた方が良いかもしれないです。自分も入って半年くらいでCCNA取りました。(資格有効期限がの3年やめて欲しい)

注意したいのは、持ってる事 =「仕事ができる」ではないんですよね。

 

周りから見たら、基本的な「言葉」を知ってるんだねーって思われてるくらいの印象です。だから先輩持ってないけど、俺持ってるぜ!とかはあまり意味がないです。

取るのは大変なのに(汗

 

業務を早く覚えないと!

確かに、自分もそうでしたけど焦るんですよね。故障したら早く直さないといけないし、人が足りないし、周りの目もあるし。どちらかというと大事なのは自分が理解しているかどうかだと思います。

 

なので障害中に焦って下手な自己アピールみたいに、確信じゃないことを言うと周りが困惑し、更にはヒューマンエラーになってしまう可能性があるので虚勢みたいのは本当にやめた方がいいです。

自分ができる範囲のことから率先してやり、少しでも早く覚える!です。

 

見習うべき人・目指したい人を見つける!

そのためには、周りからも認められている先輩に教えを乞うことです!

しかも、教え方が自分にとってわかりやすい先輩を選んでください。

さっきも言いましたが、インフラ運用系の仕事はまともな教育制度がないので自分が人を選ばないといけません。これで仕事人生変わります。

 

いざ!障害対応!

そんなとき、故障している場所を見つけてすぐに直すなんてできないんだから、最初はわからないくても「正常に動いてるか見ときます!」とか言っとけばいいんです。

見方が完璧じゃなくても、自分がこう思ったからと言えば良いです。

 

間違ってたら教えてくれます。「すいません、ちょっとわからなくて」(苦笑い これで十分。虚勢を張る人が多い事。コミュニケーションが普通にとれる人が少ない事。

 

目的は、障害を直すこと。

 

初めてでろくに教えてくれてもいないのに、ちょっと間違えたらヒューマンエラーだなんていう先輩は、見習うべきではありません。

ただ、サービスに影響を与える間違いには十分に注意は必要です!

それでも起こしてしまったときは、少しでも信頼できる先輩に助けを求めてください。

とにかく信頼関係が大事なので、そういう人を増やしていくことも大切だと思います。

 

最後に

今回は、この辺にしておこうと思いますが、気持ちの持ちようが少しでも参考になったらと思います。

冒頭にも書きましたが、これから業務に就く方やすでに就いている方へ向けて、サーバ機器で必要最低限知っておくべきコマンドについてはこちらの記事もご覧ください。

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需要があるかもわからないので、そのうちまた続編を書きたいと思います!

 

おしまいっ




 







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