ついに手に入れることができました…
HHKB雪!
(英語配列の無刻印 + 刻印キートップ)
以前限定発売だった「雪」が通常販売され、キートップのデザインが新しくなり、無線と有線の両方使えるHHKBということで2台目の購入を決断。
最近は女性のユーザーも増えてきたみたいですね。
もちろん多少のデメリットはありますが結論として買って正解。後悔ゼロです。
HHKBが試し打ちできる場所についてはコチラです。
(2024/7追記)
HHKB購入前提で、試打したい人におすすめのレンタルについて追記しています!
・HHKB雪 真っ白いけどホコリどれくらい目立つの?
・HHKBを買う寸前だが決め手に欠ける
・有線のHHKBからわざわざ無線に切り替える価値があるのか
・アクセサリー買わなくても大丈夫?
目次
外観が美しい!
とにかく白色が美しいです。
上部にロゴが無い無刻印モデルを選びました。
洗練されたデザインという印象。
HHKB Professional2の白色キートップと比べて、よりはっきりした「白」が際立ちます。
見た目を比べるとPro2は電池のスペースがない分、スッキリしていますね。
キートップの手触り感はPro2と比べてきめ細かくよりサラサラした印象です。
HHKB Pro2(有線)のレビューはコチラ
刻印キートップでデザインと実用性UP!!
正直、無刻印キートップは自分にとって実用性がありません。
なので別売の刻印キートップを買いました。
理由は↓ロゴ無しで使いたかったからです。
キートップ引き抜き工具で一つずつ交換していきます。
▼刻印キートップに交換後
好みの話ですがスッキリして見えるので満足しています。
少し工夫して一番下の列だけ無刻印にして使っています。
スペースキーは逆さに付けています。
スペースキーを逆さに付けると打ちやすいという話があり実際に試してみたところ、親指の角度とスペースキーの表面の角度がほぼ同じになるので本当に打ちやすくなりました。
キーキャプを逆さに押し込んだ時に無理なくカチっと音がしてハマります。
そんなことよく思いつきましたよね(感心)
背面はシンプル
電源/Bluetoothボタン、USB-Cポート1つと電池(単三電池2本)
本当はUSB-typeAを一つくらい付けて欲しかったです(カバー付きでも良いので)
USB-typeAが古いからと言ってマウスのレシーバー(受信USB)等でまだ使うんですよね。
type-Cがもう一つあっても良かったですが。個人的な意見ではなさそうなので勝手ですが今後に期待したいと思っています。
重さは593グラム(電池込み)
HHKB雪は電池込みで593グラム。
HHKB Pro2が533グラムなのでPro2の方が軽いんですね。
ちなみに有線接続するときは白色のケーブルを使っています。
個人的には白いケーブルがMacBookAirと相性良く見えます。
もちろんステップスカルプチャー構造も健在です。
ちなみにキーを押しこむ深さがPro2と違い、若干浅めになってるようです。
・HHKB Pro2:4mm
・HHKB HYBRID:3.8mm
0.2mmの差がわかる?かと思いますが若干押し込みが浅い感覚は感じてます。
裏面
滑り止めのゴム足、高さ調整の足(チルト)、DIPスイッチがあります。
DIPスイッチが引き継がれている
WindowsモードやMacモードを選んだり、キーの役割を物理的に設定できるスイッチです。
楊枝などでON/OFFすると良いですが、頑張れば爪でもいけます。
DIPスイッチは必ず電源OFFにしてからスイッチを動かさないと設定が反映されないという注意点があります。
↓裏面のシールには、DIPスイッチの入切でどういう設定になるかわかるのでありがたいです。
滑らない安心・安定のゴム足
ゴム足のグリップ感は強力で、激しくタイピングしても一切ズレませんでした。
触ると簡単に滑らないことがわかりますし、実際に2・3時間タイピングをしていてもズレる様子がありません。
高さは3段階で調整ができる
チルト(足)は前モデルから変わらず3段階の高さ調整ができます。
普段、デスクで使う時は一番高くしてリストレストと一緒に使ってます。
この高さが一番疲労感が少なく長時間作業できて良いんです!
チルト部分(高さ調整の足)を起こすとカチっと音はなりますが、HHKB Pro2のようなしっかりとした固定されないので移動した時などにすぐチルトが閉じてしまうので少し気になりますね。
ただ打ちながら閉じてしまうってことではないので鬱陶しさはありません。
この裏面には吸振マットという、滑り止め + 静音 + 打鍵音が向上する別売のシートがあるのですが、詳細の記事はコチラでになります。
音が静かな場所でも安心してタイピングできる!
静かなカフェに行って作業してきました。
MacBookを使ってる人のタイピング音より大きくなってしまうかな。と思いきや同じかそれより静かな印象だったのが驚きでした。
※私自身が普段そこまで強くタイピングしていないせいもあるかもしれません
これをきっかけにカフェやコワーキングスペースで作業したくなりました。
ケーブル1本無いだけで本当に持ち運びしやすくなりましたね。
今さらですが無線というのは小さいようで相当大きいメリットですね…
音の良さと打鍵感が尋常じゃない…
ぜひ動画を参考にしてみてください📹
▼吸振マット無し
▼吸振マット有り
HHKB Pro2とは全く違うテイストの心地良い音です。
▼(参考)HHKB Pro2
HHKB Professional HYBRID Type-S の大きな特徴ですが静音性と打鍵音の心地よさ。
Pro2よりも心なしか押下した感じが軽い?
その他にも、同じType-S でも「通常モデル」と「雪」を比べると打鍵感が違う!というつぶやきも見かけました。
HHKB Professional HYBRID Type-S「雪」は同じType-Sでも打鍵感が違う!!!明らかに違う!!!これはかなり意外でした!
「雪」の打鍵感はより静音でよりスコスコ感がある。進化を感じる。またキーも若干重くなってて猫山好みに……
ああ、抱いて寝たい。#HHKB— 猫山課長@『日刊SPA!』で連載中 (@nekoyamamanager) November 19, 2022
両方使ったことがある人はその違いを実感できると思いますが、それがなくても感動できる静音性と打鍵感です。
職場でもタイピング音が激しく強く響かせている人もいますが、皆これを使って幸せになって欲しいです(切望)
リストレストは木製がおすすめ!
ウレタンやゲルなどを使ったリストレストをいくつも使ってきました。
その中でも木製が一番疲労が少なく、肌触りが良かったので今も仕事とプライベートで愛用しています。
同じものをリピート買いしたので詳しくはコチラの記事もご覧ください。
無線が本当に快適!
今まで使っていた↓HHKB Pro2は有線接続でした。
無線が当たり前になってきている時代に外出先でケーブルが1本多いだけで無意識にストレスに感じていました。
HHKBが無線になってストレスから解放!!
・ケーブル抜き差し、持ち歩き不要
・ヒザの上でも打てる
・静かなカフェなど外出先で安心して作業できる
・大画面なら離れた場所からでも打てる
・iPadやiPhoneをテーブルや脇などに置いてタイピングできる
この無線で使えるというのが今回購入した大きい理由の一つです。
Bluetoothのバージョンは4.2対応
HHKBには3台登録して使い回しています。
- Win10デスクトップPC
- MacBook Air
- iPad pro
winデスクトップPCではBluetoothの受信機(レシーバ)を使っています。
Bluetoothの規格にはバージョンがあり最新は5.1です(2022/11/20時点)が、HHKBが対応しているのは4.2までです。
私が使っている受信機は4.0でしたがとても反応が悪く、接続断やチャタリングが頻繁に起きました。(品質の問題もあるかもしれません)
ちなみにBluetoothのバージョンが上がるほどこんな効果があるようです。
「データ転送速度が速い」
「データ通信容量が多い」
「消費電力が少ない」
「通信範囲が広い」
今からレシーバを買うなら4.0以降に対応のものが良いと思います。
tp-link Bluetoothレシーバで明らかに安定!
tp-linkの5.0対応のレシーバーを買いました。
こちら「モノ好き。ブログ」さんの記事でもtp-linkのレシーバがおすすめされていたので参考にさせて頂きました。
どうやら記事の中で接続がうまくいかないレシーバとありますが、今使っているレシーバは接続して使えますが途切れたりチャタリング(後で出てきます)が起きているようです・・
結論、格段に安定しました!
ペアリングはスムーズ、その後もケーブル接続と同じ反応です。
遅延やチャタリングは1週間使って1回起きましたが、HHKBの電源OFF/ONですぐ復旧しました。
頻度は引き続き見ていきたいと思います。
もう一度言いますが、これまで使っていたレシーバとは比べ物にならないほど接続性を気にすることなく使えています!
チャタリングとは
「っttttttttttttttt」👈チャタリングとはこのように打ってる途中でBluetoothの通信が不具合で一つのキーが押しっぱなしの状態になることです。
今回、自分のBluetoothレシーバーの調子が悪いようでHHKBのスリープ解除直後にタイピングを始めたらチャタリングが起きました。
使用中も何度か起きています。
Bluetoothレシーバは口コミの評価が高い安定したものを買いましょう。
海外製で安いものもたくさんありますが、しっかり見極めないと安定的に使えないという話をよく見かけます。
ペアリング方法が少し「クセ」あり
- 電源ON
- Fn + Q でペアリング待機状態
- Fn + コントロール + 1~4キーの中で割り当てたいキーを選ぶ
- 端末に認証番号が表示され、入力が求められるのでHHKBで入力するとペアリング成功(入力時に音や表示による反応ナシ)
認証番号が入力されているのか、合っているのか間違っているのかがわかりにくいというのは感じました。
もし音や画面表示で入力されているのがわかるようになるとペアリングや認証しやすくなるかもしれませんね。
その時だけ本体から音が鳴るとか。
こういったわかりやすさ・使いやすさで幅広い人たちに使ってもらえそうですね。
電池はPanasonicエネループプロがおすすめ!
単三電池2本で動きます。
この充電池(エネループプロ)を使ってます。おすすめです。
長い間使うキーボードですし質の良い充電式の電池を使うのが良いと思い使っています。
カメラのストロボでもこの電池を使っていますが、1度充電したら長く使えるのが特徴なんです。こんなタフな充電池に初めて出会ったのもこれです。
白いエネループもあるのでお間違いないように。
重ね重ねですが「エネループプロ」というものです。
充電器はこの急速充電できるタイプを使っています。
【注目】ホコリや汚れはどのくらい目立つ?
買う前に一番ネックだったホコリ問題。
正直、ここまで白いと気になります。
ネットでも話題になっていて私自身も気になって買うのを躊躇していた時期がありました。
どうせブログに書くので人柱だと思って買うことに決めました。
使ってみた結果、5日目くらいでようやく写真くらいのホコリがつきました。
おそらく部屋の環境の違いも大きいと思います。
今部屋にあるのがデスクの下に敷いている絨毯風のマットくらいしかホコリの立つものがないのでそれで量が少ないのかもしれません。
写真は、ここまで実際に近づくと見えますが、正直タイピングしている目線からは一切気にならないです。
追記:キーボードルーフを使わず2週間使いましたが、近づいて目を凝らしてみないとホコリが付いてることがわかりません。
少なくとも私にはタイピングしている目線からホコリは見えません。
他のHHKBと同じようにキーボードルーフを使ったり気づいた時にブラシやエアダスターを使えば全く問題ないと思います。
※24/5/29追記
1年半仕事で使い倒して、シミ・ホコリ・汚れの程度を詳しく書きました。
結論、黄色いシミもなければ、ほこりも一切気になっていませんね。
(一年半だとまだ黄色いシミはでないかもしれませんが)
買う前に、ホコリとシミを気にして買うのを何日も渋ってた自分に伝えたいです笑
USB-Cポート周辺が汚れやすい
USBポートを見ないでケーブルを挿そうとすると、うまく入らず穴の周りを金属が突くことになるの汚れが目立ちます。
たとえこうなってしまっても消しゴム等で消せます。
もちろん掃除する方法は色々あると思いますが、単純にウエットティッシュや濡れたタオルなんかでも綺麗になるかもしれません。
だとしても普段からポートを見て差し込むクセにしてしまえばこの手間は省けますね。
キーボードルーフを買って大正解!
ホコリ除けに最高の一品です。
ブロワーやブラシ掃除の回数が圧倒的に減りました。
仕事用のリアルフォースもキーボードルーフを使っていますが、いつも清潔に使えていて気に入ったのでHHKBにも買いました。
キーボード自体が小さいのでキーボードルーフも小さく場所を取りません。
使い終わった後に被せるだけですし、次に使う時に綺麗な状態で気持ちよく使えるのが良いですよね。
ブロワーを常備できている人であれば不要かもしれませんが、あれば掃除の手間も減るのでおすすめですね。
単純にインテリアとしても良いデザインだと思いますね。
色は「クリアー」と「黒」の2色から選べます。
【使用例】ノートPCでは2通りの使い方が便利!
▼キーボードブリッジの上にHHKBを置く使い方
カフェ等の外出先でHHKBを使うならこのスタイルが本当に使いやすいです。
ノートPCの場所があれば普段通り使えるので小さいテーブル席でもOK。
この使い方はキーボードブリッジが必要になります。
単なるアクリル板のようなイメージがあるかもしれませんが買って良かったです。
☟キーボードブリッジのレビュー記事はコチラです
▼ノートPCスタンドを使って目線の高さを調整した使い方
BoYataのノートPCスタンドがおすすめです。
テレワークでノートPCを使う場合、自宅なら他のディスプレイと目線を合わせられるので顔や目線の移動が少なくなるので疲労が格段に軽減されました。
目線が低い位置にノートPCがあるといつの間にか猫背になっていたりするので目線が上がるだけで姿勢も良くなるのでおすすめです。
HHKBに関するよくある質問
・HHKB HYBRID Type-Sの値段は?
☞税込み\36,850(22/12/01現在)たまに2000OFFセールやってます
・刻印と無刻印どっちを選ぶべきか
☞本当に恰好だけで無刻印を選ぶとID/パスワード入力などで詰みます。
実用性を求めるのであれば「刻印」がおすすめです。
・WindowsでBluetooth接続不具合が起きたら
☞今からBluetooth受信機(レシーバ)を買うならUSB5.0対応がおすすめ
PFU公式回答
・実際のところ、HHKBを買って満足して使わなくならないのか?
☞私はHHKB Pro2を買ってから仕事でもプライベートでもほぼ毎日(空いても3日くらい)の頻度で使ってます。
そういう意味では買って満足して終わるものではないと思います。
「雪」モデルを買った今、Pro2が仕事用で「雪」モデルはプライベート(ブログ執筆)とあえて分けた使い方をしてます。
HHKBがレンタルで試せる!しかも・・・!
とはいえ、なかなか「いいお値段」がするHHKB
2024年7月現在、徐々に試し打ちできるスポット(公式サイト)は増えてきていますが、家電量販店など家の近くで気軽に試すのは難しい状況です。
どうしても高い買い物なので、本当に買うべきかどうか決断までに時間がかかったりしますし(私がそうでした)、日本語配列か英語配列か使い勝手を知りたかったります。
それを解決してくれるのが、HHKBレンタルサービス(公式サイト)です!
今現在(2024年7月)の情報だと↓
レンタル期間は一律「9泊10日」
・HHKB Hybrid Type-S 3,980円(税込)
・HHKB Studio 4,980円(税込)
また、2台同時レンタルが20%OFFです!
(↑日本語・英語配列試したい時など)
しかも!!さらに凄いのが!
レンタル後に購入すると、レンタル料が「実質無料」の価格でHHKBが手に入るそうです!
つまり!HHKBを買う前提でレンタルすれば、10日間使い倒した後に買う決断ができるということ!
凄くないですか?
かつては、家電量販店でHHKBが試せましたが、自宅でHHKBを試てから(使い倒せる)買えるなんていう時代が来たわけですよ。
HHKBを買う前提で、迷われている方には絶対的におすすめですね。
仕様
型名 | PD-KB820YSC |
インターフェース | Bluetooth Ver4.2LE Class2、USB Type-C(Type-C – Type-Aケーブル付属なし) |
無線操作距離 | 最大10m |
カスタマイズ機能 | DIPスイッチ、キーマップ変更機能 |
キー仕様 | 静電容量無接点方式、押下圧45g、3.8mmストローク、シリンドリカルステップスカルプチャ、 キーピッチ19.05mm |
キー数 | 69個 |
サイズ(mm) | W 294×D 120×H 40 (キートップ上面まで) |
重さ | 550g (電池含まず) |
電源 | 単3形乾電池×2本、USBコネクターからの給電 |
動作時間 | アルカリ乾電池使用時の目安:約3カ月(当社環境でのテスト値であり、保証値ではありません) |
サポートOS (Bluetooth接続) | Windows 8.1 以降、macOS 10.15以降 Android 4.4以降、iOS 11.4以降、iPadOS 13.0以降 |
サポートOS (USB接続) | Windows 7 以降、macOS 10.12以降 |
まとめ
一生モノとして使えるキーボードだと思います。
所有感という話もありますが、個人的にはなんと言っても使い心地が良いに尽きます。
テレワークが常識になった今「良い仕事道具」として買うのもよし、プレゼントするのも喜ばれるでしょうね。
HHKBを使っている人たちは口を揃えて言いますが、こんな長文を書き終えてもなおタイピングし続けたいというおかしな感覚になります。
サウナにのめり込んでしまうような感覚に近いのかもしれません。
冒頭にも書いてますが女性ユーザーも増えてきたということなので、これからもっとHHKBがポピュラーなキーボードになってパソコンを使う人の憧れの一品になるとアクセサリーのバリエーションも増えそうですね。
すでにHHKBを持っている方やこれから購入を検討されている方に少しでも参考になればありがたいです。
それではっ