「今さらQ1 Proを買うなんて…」
正直、思っていました。使ってみたら、考えが変わりました。
私がKeychron Q1 Proを購入したのは、Gateron Green Apple+GAME 1989キーキャップの組み合わせをアルミボディなら、「もっとスイッチの“本来の音と感触”が伝わるのでは?」と思って購入を決めました。
結果は…
最っ高でした。
今回は、購入前の葛藤から、デフォルト状態の印象、そして実際にキーキャップとスイッチを交換して得られた“HHKB以来の衝撃”まで、リアルな一次体験をもとにレビューしていきます。
・メカニカルキーボードの音や打鍵感に違和感から、買い替えやカスタムを検討している人
・Keychron Q1 Proの購入を「今さらアリか?」と迷っている人
・軸変更や打鍵感改善をしたい
・キースイッチ・キーキャップ選びで失敗したくない人
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目次
Keychron Q1 Proを選んだ理由






メカニカルキーボード沼に片足を突っ込みつつも、「自分に合う打鍵感や音」にずっと迷っていた私が、ついに辿り着いたのがKeychron Q1 Proでした。
買う決め手は、アルミボディの重厚感と、「キースイッチ本来の打鍵音」が楽しめそうな構造。
プラスチック筐体のキーボードで感じていた、あの“もわっとしたこもり音”をどうしても変えたくて、思い切って選びました。
いろいろと探していると、打鍵感や打鍵音としては個人的にQ1シリーズのUS配列が良さそうなことがわかりました。
また、今まで約60%キーボードをメインで使っていましたが、Fキーがある70%台のキーボードにしてみようということで、Keychron Q1 Proにたどりつきました。
Keychron Q1 Proの初期構成(赤軸+純正キーキャップ)の正直なところ

Q1 Proのデフォルト構成は、Keychron K Pro 赤軸(通常、赤軸 / 青軸 / 茶軸から選択可能)+ダブルショットPBTキーキャップ。
昔から展示機などで赤軸を触ることがありましたが、私にとっては軽く打ち心地が物足りないと感じ、正直少し物足りなさを少し感じてカスタマイズをしたいと思いました。
ただ、Q1 Proの赤軸は、簡易的なメカニカルキーボードの赤軸と違って“無駄に響かないスッキリした打鍵音”でした。
さすがアルミボディ、という重厚なボディによって無駄な高音が抑えられて、音の鳴りが心地よく感じました。(これは今までにない感覚でした)
キーキャップはPBT素材で耐油性・耐摩耗性に優れ、手触りもマットで安心して掃除もできる仕様でした。これは純正でも高評価です。
カスタム後のQ1 Proが “たまりません…”
そして本番はここから。
Gateron Green Appleスイッチと、80Retros GAME 1989 GSA Profile Keycaps(ABS素材)に交換。

その結果
「最っ高!」のひと言。
今まで「メカニカルキーボードの音がどうも合わない」と思っていた自分の価値観が、完全にひっくり返りました。
特に気に入ったのは…
- 打鍵感がしっかり重く、音に芯がある
- ABSキーキャップの“ツルッと感”が手になじむ
- アルミボディによる音の“抜け”が絶妙
本当に「ずっと打っていたくなる」キーボードに仕上がりました。
キースイッチとキーキャップの組み合わせ紹介


今回のカスタムで使用したのは以下の2点:
🔧 キースイッチ
- Gateron Green Apple
- タクタイルで、しっかりとした反発感
- 音がクリアで高すぎず低すぎず



重要なのは、「タクタイル」ということ。
タクタイルキースイッチとは
キーを押したときに「感触(触覚的なフィードバック)」があるタイプのスイッチのこと。
押す途中で少し引っかかるような感覚があるので、「キーが確実に入力された」ことを指先で感じ取れる仕組みになっています。
この特徴によって、キー入力の確認がしやすく、ミスタイプを減らすのに役立っています
⌨️ キーキャップ
- 80Retros GAME 1989 GSA Profile Keycaps(ABS)
- GSAプロファイル(OEMとXDAの中間)
- サラサラというより“ツルッ”とした光沢のある質感
- カラフルでデザイン性も抜群




しかもこのキーキャップ、3段トレイで各キーのサイズやデザインの種類が豊富で汎用性抜群。
US配列向けとして販売されていますが、日本語配列のEnterキーまで入っていて汎用性高しです。
▼キースイッチ・キーキャップをレビューした記事はこちら
https://shirokuma777.com/custom-keyboard-gateron-green-apple-ek68
使って感じたメリット・デメリット
✅メリット
- カスタムで打鍵音・打鍵感が劇的改善(自分好みにできる)
- 樹脂ボディより音が締まり、耳に優しい
- アルミボディの重量感でデスク上ではタイピング中にずれにくく安定感がある
- VIA対応でキー配置のカスタムも可能
- Bluetooth5.1で最大3台登録可
⚠️デメリット
- 重量感がある(持ち運びには不向き)
- 赤軸が好みじゃない人は交換前提
- 新モデル(Q1 Max)が出ているので悩みどころ
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Q1ProとQ1MAXの比較
項目 | Q1 Pro | Q1 Max |
---|---|---|
接続方式 | Bluetooth 5.1 / 有線(最大3台切替) | 2.4GHz(1000Hz) / Bluetooth 5.1 / 有線 |
無線接続時の入力遅延※1 | 約8〜10ms(BT 125Hz)※軽いゲームやタイピングでは体感差ほぼなし | 約1〜2ms(2.4GHz 1000Hz)※FPSや格闘ゲームなど反応速度重視のゲームに有利 |
有線接続時の遅延 | ほぼ同等(1ms未満) | ほぼ同等(1ms未満) |
打鍵チューニング | 標準フォーム構成 | フォーム層増量で鳴りを最適化 |
スイッチ | Keychron K Pro系 | Gateron Jupiter系 |
想定用途(無線接続時の傾向)※2 | タイピング・文章作成・RPGやシミュレーションなど軽いゲーム | FPSや格闘ゲームなど低遅延が求められるゲーム+通常作業 |
価格 | 中古含め入手性◎ | 価格高め |
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※1 無線接続時の遅延差
- Q1 Pro(Bluetooth)はポーリングレート125Hz=約8ms間隔で信号送信。
- Q1 Max(2.4GHz)は1000Hz=約1ms間隔。
- 数値差はあるが、文字入力や軽めのゲームでは体感しづらい。FPSや格ゲーでは差が出やすい。
※2 想定用途の根拠
- 接続切替の柔軟性(ProはBT3台切替、MaxはBT+2.4GHz切替)
- 市場レビューの傾向(Pro=仕事・趣味用カスタム、Max=ゲーム+仕事両用)
- Maxはフォーム層増量で長時間ゲームに向く)
無線接続と有線接続での遅延の違い
Q1 ProとQ1 Maxは、有線接続ではどちらもほぼ同等(1ms未満)の遅延で、タイピングやゲーム問わず快適に使用できます。違いが出るのは無線接続時です。
・Q1 Pro(Bluetoothのみ)
└Bluetooth:約8〜10ms(軽いゲームやタイピングでは体感差ほぼなし)
・Q1 Max(Bluetooth と 2.4GHz)
└Bluetooth:約8〜10ms(Q1 Proと同じ)
└2.4GHz:約1〜2ms(FPSや格闘ゲームなど、コンマ数秒の反応が重要な場面で有利)
※用途によって、この差が体感できる場面とできない場面があります。
FAQ
Q. Q1 Proはもう古い?
A. アルミ筐体×カスタム前提なら「買い」。中古相場も含めコスパが良い。
Q. ProとMaxの一番の違いは?
A. 2.4GHz(1000Hz)対応の有無と内部フォーム層。低遅延やゲーム重視ならMax。
Q. 配列はUS/JISどっち?
A. 使い方次第。配列比較は別記事で詳解。→ 内部リンクを設置。
まとめ|Q1 Proは今でも買う価値があるのか?
私の場合、カスタム前提なら今でも「買い」です。
むしろ、
「アルミボディを活かして自分好みに仕上げたい」
という人には、Q1 Maxよりも中古価格で安く手に入るQ1 Proのほうがコスパが良いとも言えます。
私は中古で約2万円で購入できました。
「どんな打鍵感が好きか」を一度見直して、自分のベストを作る楽しさが、Q1 Proには詰まっていると思います。
あと、今回紹介させていただいたキーキャップやキースイッチは、あくまで私の好みですが、記事を読んでいただいている方ご自身の好みのキーキャップ・キースイッチが必ずあるはずだと今回思いました。
それを早く見つけるためには、実際に家電量販店や遊舎工房のような専門店で実際に触って試すことが一番の近道だとも思いましたので、参考になればありがたいです。
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